自作ソフトの紹介

マルチインターバルタイマー(MIT)

作成のきっかけ

 

 私が所属している地元の天文同好会は、写真派が中心です。インターバルタイマーがあると撮影が大変楽になりますので、皆さんハード、ソフトを色々工夫して自動化しています。

私も触発されて写真撮影にトライしていますが、メインの観望の合間に勝手に撮影が進めば楽なので、勉強をかねて自分なりにハード、ソフトを自作することにしました。そうして一応完成したのがこのソフトです。

下の「特徴」のところにも書きましたが、 ”カメラ3台を同時に独立して制御できる”点が他のソフトにはない(と思う)独自の機能で、名称の由来にもなっています。

対応するハードは、テクノキットさんが販売している「汎用USB-IO」です。

 

なお、動作の検証には同じ同好会の仲間に全面的に協力していただきました。この場を借りてお礼申し上げます。

 

撮影中の画面の例

 赤は露光中、はミラーアップ中、は待機中をあらわしています。

 

こちらにも画面をいくつかアップしました。

※本ソフトは、このページが完成し次第、ダウンロードできるようにする予定です。

 現時点で興味があるようでしたら、問合せよりご連絡ください。できる範囲で個別に対応します。


特徴

 

1. 3台までのカメラの同時独立制御が可能
 目玉機能の一つ。撮影効率があがることを期待。

2. 画面が許す限り複数の撮影シーケンスをセット可能
 段階露光等を自由にセットできます。

3. ミラーアップコントロールが可能
 パルス信号でシャッターを制御する「NikonのIRモード」にも対応しています。

4. カメラ毎に撮影途中の停止、再開、終了が可能
 空の状況を見ながら、自由にカメラをコントロールできます。

5. 画面の大きさを3段階に切替え可能
 ネットブック等の画面が小さいPCでもOK。

6. 画面を横位置、縦位置に切替え可能
 オートガイダー等の他のソフトの画面との干渉を緩和できる?

7. カメラの状態(待機、ミラーアップ、撮影中)を色で表示
 離れた場所からもカメラの状態が確認できます。

8. 撮影の進行状況をプログレスバーで表示
 残り時間表示もあり、撮影の進み具合を視覚的・数値的に把握できます。

9. 設定ファイルの読込み機能(書込み機能もあり)
 複数の設定ファイルを用意しておき、切り替えて使用できます。
 現地でのPC操作が極力少なくなることを期待。

 なお、この機能で使用するUSB-IOのポートとビットを自由に設定できます。 

 

10. 全ての操作がキーボードで可能
 指一本で操作できるため、寒い日の撮影に便利かも。

 

動作確認環境

 

 Panasonic Let's Note CF-R2(OS:WindowsXP Pro SP3, Memory:512K)

 

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